HG 1/144 ガンダムTR-6 [キハールII] レビュー!

今回はプレミアムバンダイ商品の
HG ガンダムTR-6[キハールⅡ] をご紹介。
内容は同じくプレミアムバンダイ商品である
HG ガンダムTR-6[ウーンドウォート]
に新規パーツを追加したもの。


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-ガンダムTR-6[キハールⅡ]-
アニメ「機動戦士Zガンダム」における外伝枠として
雑誌企画となった『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに』
に登場するMS(モビルスーツ)、
「ガンダムTR-6」を素体とした展開機の1種。
素体となる「TR-6[ウーンドウォート]」に飛行用強化装備として
「キハールⅡユニット」を装着させたもので、
MA(モビルアーマー)形態への変形が可能で、通常は巨大母艦となる「TR-6 [インレ]」に
MA形態で収納されており、そのまま出撃/帰艦が可能(という想定のもと設計)。

尚、唯一形状化されたガシャポンシリーズ
「MOBILE SUITS ENSEMBLE」のインレにも再現されているため
そちらを持っていれば「TRー6[インレ]」がいかに大きいかが分かる・・・かも?


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素体はTR-6[ウーンドウォート]ですが
頭部カバー、肩部飛行ユニット、胸部姿勢制御ユニットといった
キハールⅡユニットのため、ほぼ別の機体となっています

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キハールⅡユニットを外した状態。
本体は複雑な流用と新規パーツの合わせ技で構成されており
頭部はフェイスパーツと後頭部パーツ以外が新規、
ボディは襟イエロー部と前方フレームが新規。
更に肩幅を延長させるために延長パーツをはさんでいます。
腕部と脚部は素体元とほぼ同じ構成なため、
可動範囲はウーンドウォートと同等。

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後頭部にあたる大型アンテナは
本体側とアンテナ側の接続部分に○軸、
更にアームの両側にそれぞれ2重の縦関節があり
計6重関節という大幅な可動域を持っているため
本体や首回りの可動に合わせることが出来ます。




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ウェポン

コンポジット・シールド・ブースター

ウーンドウォートの主兵装で、先端が発射口となる
ロング・ビーム・ライフルと後方裏面に
ウインチユニット(発射展開及び自立行動するモビルビットとして機能)、
ヒートブレイド(砲身両端)
シールド及びIフィールドジェネレーター
バックパックに取り付けることで発揮されるブースター

といった機能を持つ複合兵器。


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更に変形の都合で装備されるシールドが付属。
こちらはHG ヘイズルⅡ>に付属したものと同形状ですが新規ランナーに付属。
更に変形時に両肩の飛行ユニットと合体するため、
左右2基分が付属(装備用接続パーツも左右分あり)

尚、このシールドもスプレッド・ビームを搭載した複合武器。


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ここから変形してMA形態になりますが
MA形態には本体ボディ及び頭部は使用せず、代わりに
画像のパーツを軸にパーツを付け替えていきます


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MA形態。
今までの「可変機」チックなスタイルから
かなりMAに近い形状になっていますが
円形のコンパクトなデザインに収まっています
これは母艦となるインレの搭載時に都合がよく、
この状態で収納され、インレの主翼がリニアカタパルトになることで
そのまま射出・展開が可能。


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機体正面はカウル(飛行中の風に対する整流カバー)となっていて、
MS形態時の大型アンテナカバーが収まっています。
更に大型ブレードアンテナが折りたたまれた状態を
別の接続パーツを使って再現。



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横面は飛行ユニット後部に
シールドを収納させることで円形のデザインを再現。


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主翼はMS形態における胸部姿勢制御ユニットを
分割させたもので、裏面は少し厳しいですが
このサイズで機体を見事に再現されています。


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ちなみに表面のカバーを外すとこんな感じ。
飛行ユニットと正面カウルを取り付けるために
基部は少し大きくなっていますが
形状はウーンドウォートやヘイズルⅡに似ています

また、フロントカバー裏のサブアーム展開も同様にできるため
パーツを持ってきてヘイズルⅡの持つビーム・ライフルの保有も
可能となっているため設定再現もできます
※HG ヘイズルⅡは別売り


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という事でHG キハールⅡ でした。
ここまでプレミアムバンダイの商品として
TR-6系列が商品化されていますが
ここにきて完成度が上がった印象。
特に変形時のまとまり具合や強度は目を見張るものがあります
ただ、これを6基搭載させてなお余りある巨大さを誇る
インレの商品化がいかに難しいかも少しわかった気がします(笑)
あと強いて言うなら変形が面倒なくらい?




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