今回は2020年6月発売のHG
RX-78-2ガンダム[BEYOND GLOBAL]をご紹介。
内容は完全新規(と思われますが製造年は2019年)。

-RX-78-2ガンダム[BEYOND GLOBAL]-
ガンプラ40周年記念として、今までの技術を集約して立体化されたガンダム。
デザインは大河原邦男氏で、原作に沿った小顔で長足。

カラーは「MG RX-78-2ガンダム(ONE YEAR WAR 0079版)」
のような、全体に暖色系を足したいわゆる「リアルタッチ」。


ヘッドは「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN]に近い小顔で
額部分のセンサーシールは無く、付属シールは
デュアルアイシールのみ。


可動についてはまさに「集大成」と呼べる優秀さで、
立膝だけでなくそこから更に「ひねる」、ほぼ人間の動きを可能にしています
モモが長いため立膝もきれいにまとまっています

ボディは肩関節側が外にせり出し、
また胸部分をロール軸にすることで前かがみのにすることが出来ます
が腰部分での縦軸可動が無いため、
背中を丸めるような域まではいきません

股関節軸はアームタイプで展開が可能。
また脚側の付け根は内側に展開することで
より可動域が拡大。

腕は手首の付け根部分が独立することで
表現に幅を持たせることが出来ます。
パンチでもしならせる表現が可能。

ウェポン
ビームサーベル
近接斬撃兵装でバックパックランドセルに2本携帯。

ビーム・ライフル
メガ粒子砲を携行可能に小型化したもので、
原作初登場でシャアに「戦艦並みのビーム砲」といわせるほどの威力。
キットでは右手のみライフル持ち手が付属

シールド(ガンダム・シールド)
ガンダム本体の装甲構造を単純化させた防御用の盾。
防御兵器としての硬さよりも衝撃緩和を主目的として設計されており、
表面はハニカム構造(ミツバチの巣の形状で正六角形を並べたもの)。
設定によって細かい差があり、原作はシールドのみですが
MGではVer.Kaでサーベルの予備が携帯されています。

シールドはバックパックランドセルに、
ビーム・ライフルは腰にそれぞれ携帯可能。


ということでHG RX-78-2ガンダム[BEYOND GLOBAL]でしたー。
ガンプラとしての完成度より原作的な「可動性」を重視したキットで、
原作のポーズを余すことなく再現できる集大成といえるキットだと思います。
ただ原作にこだわるならシールを無くす必要も無く、また
「可動」に特化した構造でもなく(特に腰、足首のあたり)少し中途半端な印象。
バックパックの構造も簡素で、つま先部分に肉抜きがあったり
少し「手抜き(コストカット?)」な面もかえって目立ってしまっています。
それでも動かしていて「楽しい」「かっこいい」と思わせるのも
ガンプラも楽しみ方の一つだと思うので、その点については
非情に完成度の高いキットだと感じました。
個人的キット評価(5段階評価)
総合(完成度):★★★★☆
可動性 :★★★★☆
プロポーション:★★★★☆
色分け :★★★★★
プレイバリュー:★★★☆☆
作りやすさ :★★★★★
かっこよさ :★★★★★
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